2018/12/12
滋賀県立大大学院人間看護学研究科では、2019年4月より、滋賀県内で初となる大学院(修士課程)の助産学部門助産師育成コースの開設が認可され、スタートする。同大のホームページによれば、同コースでは、すでに看護学の課程を修了している人を対象に、周産期における助産のエビデンス(科学的根拠)を追及し、専門的な判断と技術に基づいた安全な周産期ケアを提供できる専門職者の育成を目指す。また、高度な周産期母子医療に対応すべく、ハイリスク妊産褥婦を含めたマタニティケア能力を育成する。
2年間のカリキュラムは、ウィメンズヘルス(全ての女性の生涯における健康)の保持増進に向けて包括的・継続的に支援する能力や、リーダーシップ能力、研究能力を修得できるように系統的に編成されている。修了後は、修士号(看護学修士)と助産師国家試験受験資格が取得できる。